シックハウス症候群とホルムアルデヒド
| 近年、新築住宅や改築後の住宅などで、目やのどの痛み、頭痛、めまい、吐き気など、深刻な体調不良を訴える方々の例が、多数報告されています。 |
| これら一連の症状は「シックハウス症候群」と呼ばれ、原因の究明が行われ、また対策が求められています。 |
| ■ シックハウス症候群とは |
| 「シックハウス症候群」とは、建材、家具などに使用されている、化学物質(主に接着剤等)や暖房器具などの燃焼ガスが住居内の空気を汚染し、居住者の健康に悪影響を及ぼす様々な症状のことをいいます。 |
| また、省エネルギー設計などによる住宅の高気密化に伴う換気不足もその一因といわれています。 |
| 症状としては、(T)目やのどの痛み(U)頭痛、めまい(V)吐き気、気分が悪い(W)呼吸困難、皮膚への刺激(X)脱力感、倦怠感、集中力の低下、等があげられますが、症状が多様で、症状発生の仕組みを始め解明されていない部分が多く診断方法や治療法も確立されていないのが現状です。 |
| ■ シックハウス症候群とホルムアルデヒド |
| ホルムアルデヒドは、シックハウス症候群の代表的な原因物質で、接着剤や建材などに含まれ、住宅の内装家具やフローリングなどに使用されています。また、喫煙および石油やガスを用いた暖房器具の使用によっても、発生する可能性があるとされています。 |
| ホルムアルデヒドの空気中濃度と一般的な知覚症状 | |
| 空気中の濃度(ppm) | 知 覚 状 況 (症状) |
| 0.2 | 臭気を感じるが、すぐに慣れて感じなくなる |
| 0.5 | 明らかに臭気を感じる |
| 1〜2 | 不快感が(目や鼻に刺激がある)起こる |
| 3〜4 | 刺激による苦痛を訴える |
| 5〜10 | 短時間耐えられる限度の、目・鼻・喉などに強い刺激がある |
| 10〜20 | 深い呼吸が困難になり、涙が出てひどく咳き込む |